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リハビリの目標って?

日記
06 /06 2010
リハビリは目標を持って、目的志向型に進めていくものだと学校で習います。
その一方で、世の中ではリハビリは一生するものとも言います。
定義の問題でしょうが、どうもこれは中々難しい問題な気がします。
リハビリは急性期、亜急性期、維持期に期間的に分類されます。
当然、亜急性期までは在宅に戻る事が主な目標になります。
リハビリは主に病院ですから、病院側としては終了があります。
つまり退院ですね。

しかし、在宅での終了って何でしょうか?
ここが難しいのです。
在宅系のサービスは通所や、訪問などがあります。

それでもリハビリの原則に則って、終了を決めます。
見直しの時期と言ってもいいかも知れません。
そうしなしと、何の為にリハビリしてるのか分からなくなるからです。

科学的な根拠に基づいて、専門家の技術を提供するのが一般的なリハビリですので、当然効果がなければそこまでです。
つまり、「食事も、起きている事もリハビリだから。」とよく何でもリハビリが強調されますが、専門家とのリハビリとは一線を画しますね。

しかし、リハビリの専門家も何でもリハビリを自分たちが提供するリハビリも同じだと言う方がいます。
というか、分ける事が出来ない方です。
一般の方達の曖昧な定義に乗っかっているとも言えます。

ここで、一つ大きな問題が出てきます。
サービスであるなら、利用者の言う事に合わせる事が一番ではないかという事です。
すると、本当は効果がないと思う事でも、利用者がやってくれと言えば、断る事は出来ないという事です。
例えば、マッサージ。
リハビリでマッサージだけをする事はあり得ません。
つまり、対症療法、癒しならばいいですが治療ではないからです。

しかし、マッサージしてと言う方は結構います。
説明をしても頑な方ですね。
さてここで、リハビリの専門家としてどう判断するかです。
殆どは採算がありますので、言う通りにしますね。
クレームの元ですし。

しかし、それが専門家のやる気を無くし、無力さを感じるのです。
開き直れる方はいいですが。
私はこのシステムに疑問を感じます。
つまり、マッサージならば、マッサージ師でいいではないでしょうか。
国家資格ですし。
ではなぜリハビリ施設にマッサージ師がいないかという事になります。
これは、歴史的な背景があるようです。
治療ではないマッサージは保険適応も受領委任行為となっています。
理学療法士の初代は、特例でマッサージ師から理学療法士になった方が多くいます。
つまり、原則病院はリハビリ、マッサージは地域という構図になった訳です。
しかし、多様なニーズがあるのならば、多様な職種が協同して顧客の希望に添えるというのが本来ではないでしょうか。
マッサージも癒しとして、効果は色々あります。
特に今は、アロマや音楽で、いわゆるヒーリングとして脚光を浴びていますね。
統合医療という観点から見直す時が来ていると思います。

専門家は、ジェネラリストではありません。
専門が曖昧になった時点で、レベルは下がります。

何の専門家か?という問もあるでしょうが、理学療法士であれば理学療法士です。
何でも屋的に広げすぎるのは危険です。
結局自分の仕事に自信が持てなくなると思います。
誰でも出来る事をして、専門家とは言いません。

平行棒で歩かせるだけ、足を揉むだけ、錘を付けさせて数を数えるだけ、マシンをセットするだけ。
「一緒に一生リハビリ頑張りましょう!」
「いち、にっ、さん・・・!」

本当に、自分の専門性を考えて仕事をしてるでしょうか。
職場のシステムに問題は無いでしょうか?
本当に本人、家族と腹を割って話しているでしょうか?
自分に変えられる事はないでしょうか?

機能の回復をずっと夢見ている方。
やる気と実行力が伴っていれば、一緒に夢を見るのもいいと思います。
しかし、ひたすら運動を希望として提供するのはいかがなものでしょうか。
人生は、目的があって動くものです。
動く事がとにかく好きという、体育会系の方は別ですが、、、。

ノーマライゼーションは?
障害を持っている方は、健常者になる為に生きている訳ではありません。
自分らしい人生を送る為に生きているはずです。
健常者から障害者へ。
この変換は凄い試練ですが、子供も親になります。
いつかは定年も来ます、最後の時も来ます。
人生は常に、大きな転換を経て進みます。
であるなら、受け止めざるを得ないはずです。
そのサポートもリハビリ(特にOT)の大切な専門性です。

今の政治のように、安易な結論を出すのは無責任です。
顧客と一緒に悩んで、その時に出来る事を必死に探して、自分に出来る事は提供する。
それしか無いんだと思います。
その為に、自分の力量と、技術と、環境を整えるのが我々リハビリの専門職の使命では無いでしょうか。
自分の仕事に疑問を感じたら、それは自分の人生に疑問を感じているという事です。

実は最近個人的に悩んでいる事でした。
まとまっていないので、とても変な文になってしまいました、、、。
いつか、専門家が尊敬し合って、自信を持って、明確な目標とともにリハビリを行える様な場を作りたいと思います。
癒し、機能向上、機能維持、楽しみ、様々な目的とリハビリがリンクして顧客も専門家も生き生きしている場を。
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コメント

非公開コメント

パースから。

ども、ひさびさです。

うーん。
ためになる。

もうちょっと、私もこれについて考えなくちゃならないんだけど。
今は、学校の授業で頭の中がごちゃごちゃです。
英語もわかんないし、
よりによって、クライアントに英語で何してるか説明できないし。
うーん、全然ダメ。

まー、でも、街のマッサージやさんとは違うのだということを
クライアントに伝えたい!!!!

頑張って、今はorthopedic test!!
が理解できるようになりたい!
でも、これ全部頭に入ってる人、本気ですごいし!
そうなりたい!!!

ま、でも、わたしがリハビリの助けが出来るようになるのはまだまだ先のお話。
因みに、ここOZでは、
マッサージは特定の職業の人に対し、保険が利いた気がします。
年間何ドル無料みたいな感じ???
あ、でも不確かです。
間違ってたらごめんなさい。

中村尚人

医療とボディーワークの融合を試みていきます。
自分の身体の声に耳を傾け、対話をしましょう。

~資格~
Yogaインストラクター
Pilatesインストラクター
理学療法士
シュロス®セラピスト
介護支援専門員
福祉住環境コーディネーター2級

~所属~
日本理学療法士協会
日本人類学会

~雑誌~
「ヨガジャーナル」
「ヨギーニ」
「日経ヘルス」
「からだにいいこと」
「NEXT」
「秘伝」etc

~出版物~
「ヨガの生理学」
「ヨガの解剖学」etc

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