肩甲上腕リズムは臨床で意味をなすか?

日記
11 /30 2011
肩甲上腕リズムは理学療法士の養成校で必ず習う肩関節の必須事項です。
基本はGH:SH=2:1ですが、肩甲骨の上方回旋は何筋によってなされているのでしょうか?

もちろん上方回旋は前鋸筋!
ですが、多くの方は僧帽筋になっていますね。

肩甲上腕リズムのイメージは2次元ではなく3次元で持つことが重要ですね。
肩甲骨は前方に移動しつつ上方回旋します。
これが、後方に移動しつつ上方回旋するとそれは僧帽筋が優位になります。

前額面上での外転は実際の生活ではほぼありません。
基本的にはスキャプラプレーンで動きます。

オーヴァーヘッドポシションでの動きは、肩甲骨から見ると、、、
「上腕骨を肩甲骨が押し上げている」
状態だといえます。
肩甲骨を「持ち上げ」ては駄目ですね、「押し上げ」ないと。

この支点から、肩甲上腕リズムを考えると、肩甲骨の動きは重要だと教えてくれますが、前鋸筋が重要とは連想しづらいのです。
このリズムのメッセージには前鋸筋の押し上げが重要というメタファーがありそうですね。
学校での指導でもこの点に重きを置いて、臨床に直接的に役立つ教育をして欲しいですね。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

中村尚人

医療とボディーワークの融合を試みていきます。
自分の身体の声に耳を傾け、対話をしましょう。

~資格~
Yogaインストラクター
Pilatesインストラクター
理学療法士
シュロス®セラピスト
介護支援専門員
福祉住環境コーディネーター2級

~所属~
日本理学療法士協会
日本人類学会

~雑誌~
「ヨガジャーナル」
「ヨギーニ」
「日経ヘルス」
「からだにいいこと」
「NEXT」
「秘伝」etc

~出版物~
「ヨガの生理学」
「ヨガの解剖学」etc