答えはどこ?

日記
06 /26 2013
先週の土日に広島でPT主に向けに講習会を行った。
予防理学療法と咬合とボデイーワークのことと盛り沢山で大変でしたが何とか時間内に伝えられるだけの事は伝えたかなと。
その中でも特に、伝えたかった事をブログでもシェアしたいなと。

治療をする立場として、治療して上げているという感覚は多くの方が持っていると思います。
もちろん、それは事実であり、治療技術を持っているから治療家であるわけです。
ただ、予防の場合はそうはいかないのです。

予防の場合は、対症療法とは違い、なぜ今の状態になってしまったのかという原因を徹底的に追及します。
Impairment Levelでは問題点のピックアップは終わりにはしないのです。
今の現状に至るまでには、様々なイベントがあり、蓄積があるわけです。
この、クライアントの歴史を紐解かないとそこに原因は見つかりません。

そして、ここが重要なんですが、この原因を探すのは治療側ではなく、クライアント本人なんです。
歴史を紐解くのは本人であって、答えも本人しか持っていません。
治療側はファシリテーターです。
どう促すかというと、コミュニケーションです。
ですから、評価は殆どがコミュニケーションであって、かつその主人公はクライアント本人なんです。
医療だとどうしても治療家が主人公になってしまう。

ここが分からないと、原因が分からない状態で手を出す事になります。
そうすると対症療法から出る事は出来ません。
つまり、再発の危険性をゼロにはできないので、予防は出来ません。

これって今の自分の臨床では当り前なので、特別でもなんでもないんですが、どうしても一般のPTさんには難しいみたいでした。
機能評価が出来ても繋げられない、原因は分からない。
本人とコミュニケーションがとれない、、、。

この考え方は、後療法や3次予防には適応しません。
1次予防〜2次予防の考え方です。

一般の方には、自分の歴史が今の自分を作っている事。
今の痛みも、違和感も自分の歴史が作った事に気付いて欲しいですね。
解決する方法も、その実践も最終的には自分である事も。
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中村尚人

医療とボディーワークの融合を試みていきます。
自分の身体の声に耳を傾け、対話をしましょう。

~資格~
Yogaインストラクター
Pilatesインストラクター
理学療法士
シュロス®セラピスト
介護支援専門員
福祉住環境コーディネーター2級

~所属~
日本理学療法士協会
日本人類学会

~雑誌~
「ヨガジャーナル」
「ヨギーニ」
「日経ヘルス」
「からだにいいこと」
「NEXT」
「秘伝」etc

~出版物~
「ヨガの生理学」
「ヨガの解剖学」etc