検査値の勉強会

日記
02 /02 2010
今日はスタッフの勉強会で、22個ほど検査値のテストを行いました。
先ずは記憶という事で、検査値の正常値を暗記して、実際の患者さんのデータをみて、異常値を選ぶテストをしました。
新人の頃はテストがなくても覚えますが、臨床ではその時に多く関係するデータだけを使いますので、他のものをどんどん忘れてしまいます。
何でもそうですが、使わないと忘れます。
療法士は医療者ですが、何を持って医療者とするかというところが以外と難しいと思います。
理学療法士などは、資格がそうであっても、現実はパーソナルトレーナーや、整体と何が違うかと言われると、どうでしょうか。
患者さんの治療という意味では、彼らとそう差は無いかもしれません。
場合によっては、病院で治らない人が、整体で治るなんて事はざらだと思います。

療法士で、整体の技術を勉強する事も今や、普通になってきました。

すると、一体医療者とは何でしょうか。
医行為を行うものでしょうか。

医行為とは、定義は明確ではなく、人の傷病の治療・診断や予防のために、医学に基づいて行われる行為のことで、医学的な技術・判断がなければ人体に危害を及ぼす危険がある行為の総称というようにだいたい解釈されています。

すると、医学を根拠にして治療行為を行うものと言えます。
しかし、医学も西洋医学から東洋医学までありますし、医療では代替医療もあります。
保険を使っても、使わなくても医療です。

どうにも、よくわからない領域になります。
グレーだらけです。
でもグレーだからこそ、カイロも整体も、アロマもマッサージもなんでもOKな訳です。
結局、患者さんは治ればいいわけですから、それが医者でなくてもいいわけです。

医者がストをした方が、患者の死亡率が減ったという報告もあるくらいです。

でも、療法士は医療者として教育を受けます。
なんの教育かというと、病院などの医学界の共通語と概念を持って理解し合えるようにです。
私は、そこが少なくとも療法士の医療者としての条件だと思っています。
すると、今日行った様な、検査値の解読は、共通言語の一つです。
解剖学も、生理学もそうです。

自分の職業の専門性をどこに持つのか、資格の意味をどう自分で解釈するのか、とても重要だと思います。
逆に言えば、資格というよりは、その共通言語を根拠をどの程度持っているかが、医療者なのかもしれません。
もちろん、メスや注射などをする資格(業務独占)は特別ですけど、一般の人でも、医学の勉強をすれば医療者なのですから。

料理人の定義みたいなものですね。
素人で、料理の美味しい人と、資格者で美味しくない人いますよね。
どの分野も、同じ人間ですから社会的な、制度的な資格という便宜的な問題なのかもしれません。
建前と本音ですね。

その意味で、当科のスタッフは、検査値は解読できる様に共通のものを持ちたいと思います。
建前と本音を一致させる為ですね。
ちなみに、殆どのスタッフが追試です(泣)。
やはり、専門家は地道な努力が、必要ですね。

次は、解剖学かなぁ。
学生の時の勉強が、こんなに重要だとは、働いてから気付くんですよね悲しいけど。
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コメント

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No title

自分も呼吸リハをしだして検査値をよくみるようになったよ
といっても基本的なとこだけしかわからないけど...
NsとラウンドするようになってPT世界の共通語と一般医療の共通語の違いが分かったし
Nsってすごいよねぇ!!! って横にいるかな???
多職種協働って大切だよね
来年度の診療報酬についてもチームの加算増えそうだし
いまやPTと准看が同じ年収かもしくは逆転するような時代...
お互い切磋琢磨していこうね
先日おれは4スタンス理論の勉強会に行ってきたよ
どんな職種でも勉強することだけは変わらぬ共通項
でも法律変わらないかなぁ...

中村尚人

医療とボディーワークの融合を試みていきます。
自分の身体の声に耳を傾け、対話をしましょう。

~資格~
Yogaインストラクター
Pilatesインストラクター
理学療法士
シュロス®セラピスト
介護支援専門員
福祉住環境コーディネーター2級

~所属~
日本理学療法士協会
日本人類学会

~雑誌~
「ヨガジャーナル」
「ヨギーニ」
「日経ヘルス」
「からだにいいこと」
「NEXT」
「秘伝」etc

~出版物~
「ヨガの生理学」
「ヨガの解剖学」etc