趣味、余暇、生き甲斐

日記
03 /16 2010
よくリハビリでは患者さんのモチベーションを高めるために趣味を伺う事があります。
趣味に関連した事だと積極的になってくれるので、効果が高いのです。
特に高齢者の方は、もう歳だからしょうがないのよと諦めがちの方が多いので、特に重視します。

しかし、今日言われた事。
「趣味は何ですか?」
「別にこれと言って、、、。私は女だから料理はするけどね。」
「でも、お嫁さんが危ないからもうしなくていいって。」

生き甲斐は趣味にあるのでしょうか?
高齢者は危ないから趣味にこうじていればいいのでしょうか?
家事や生活はヘルパーさんや家族が全てやって、本人はリハビリを何のためにするのでしょうか?
歩けなくなると困るから?
家族が心配だから?
転ぶと医療費がかさむから?

本来、畑から野菜を取ってきて、料理をして、味わって、家族と話して、、、。
その中で季節を感じ、生命を感じ。
それが生き甲斐なんじゃないでしょうか。

特に、都会の高齢者の方は生きづらい環境です。
何のために生きているのか。

リハビリを通して、現代の抱えている人間の実存の問題を感じています、、、。
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人は何のために

何のためにリハビリをするのか?人は、何のために生きるのか?

このことで、20年も前のことになりますが、思い出すことがあります。
特養に入所されているほとんどベッドに寝たきりの高齢の女性でしたが、併設されている施設のPTのリハビリを受けていました。
目に見えて徐々に手足の動きが良くなり、笑顔も見られるようになり、リハビリを心待ちにしている様子でした。
そんなある日、施設側の方針で(契約)変更があり、リハビリは中断。すると、彼女の目から光が消え、あっという間に自発の動きも消えていきました。そして、命も・・・
その時、彼女にとって「リハビリ」は「生きること」だったのだと思ったことを、思い出します。


中村尚人

医療とボディーワークの融合を試みていきます。
自分の身体の声に耳を傾け、対話をしましょう。

~資格~
Yogaインストラクター
Pilatesインストラクター
理学療法士
シュロス®セラピスト
介護支援専門員
福祉住環境コーディネーター2級

~所属~
日本理学療法士協会
日本人類学会

~雑誌~
「ヨガジャーナル」
「ヨギーニ」
「日経ヘルス」
「からだにいいこと」
「NEXT」
「秘伝」etc

~出版物~
「ヨガの生理学」
「ヨガの解剖学」etc